集患対策や病院のブランディングを考える際に使える便利なフレームワークがあります。

「3C分析」といって、3つのCで自院の分析をするときに使う手法です。
3Cとは、3つの指標の略語です。
 
C(Customer):患者さん
C(Company):自院
C(Competitor):他院

患者さんは、インターネットで検索してどのクリニック・病院に行くかを決めることが多いでしょう。

インターネットは比較されやすい媒体ですから、患者さんに選ばれるクリニックになるためには、自院の強み、特長が競合他院と比較してどのように差別化ができているかが重要となります。

自院の強みや特長、差別化ポイントがわからないままでは、知らない間に競合他院に患者さんが流れてしまっているかもしれません。

そこで、患者さんに選ばれるために、自院の強みや差別化ポイントをどのように伝えたらいいかを考えてみましょう。
3Cの視点で考えると整理しやすくなります。

C(Customer):患者さん
患者さんはなぜ自院を選んでくれたのでしょうか。
単純に近いからということもあるでしょう。
待ち時間が短いから?院長先生が話しやすいから?
いろんな理由が考えられます。

C(Company):自院
自院の強みはどこにあると思いますか?
診療理念、診療サービスの現状、院長の専門性、増患戦略など整理してみてはいかがでしょうか。

C(Competitor):他院
同一診療圏内にある競合他院も自院のクリニック経営に影響します。
医療機関は地域に根差した診療サービスを提供しますので、どのように地域貢献しているかも競合他院と差別化になります。
自院だけでなく、他院がどういう状況なのか、他院の特徴もリサーチし、自院にどういう影響があるのかをスタッフカンファレンスで話しあうことが必要です。

医療機関といえど、これからは患者さんから選ばれる時代です。
患者さんのこと、診療圏内の地域のことを考え、今一度3C分析で自院の分析をしてみてはいかがでしょうか。


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